こんにちは、優桜薬品です。
日中は夏の暑さが残っていますが朝晩は涼しくなって秋の気配が感じられるようになってきました
実りの秋、食べ物もおいしい時期でつい食べ過ぎてしまう…なんていうこともあるのではないでしょうか
今回は食べ過ぎに注意したい食材についてお話したいと思います。
9月下旬から10月上旬が旬のぎんなん。
きれいなエメラルドグリーン色の実がホクホクして美味しいぎんなんですが、食べすぎには注意が必要です。
ぎんなんを食べ過ぎると、めまいや嘔吐、ひどいと痙攣などの症状が起こることがあります。重篤な場合は意識を失うこともあり、死亡例も報告されています
5歳未満の子供に多く見られ、報告されている患者の70%以上が10歳未満の子供です。
これは、ぎんなんに含まれるギンコトキシンという物質が影響しています。この物質は、ビタミンB6とよく似た構造していて、ビタミンB6の作用を邪魔してしまうことで、神経伝達物質のバランスが崩れ、中毒症状が現れます。
個人差はありますが、5~6個程度でも中毒を起こすことがあります。上記のとおり、子供に起こりやすい中毒なので5歳未満には与えない方がよいと思います。
ぎんなんを食べる際には食べる量に注意して、美味しく食べたいですね