こんにちは、優桜薬品です。
日差しが強い季節になってきましたね
今回は今の時期に注意が必要な「湿布と紫外線の関係」をお話しします。
湿布薬に含まれる“ケトプロフェン”という成分は、湿布を貼った場所に紫外線が当たると過敏症状(発疹・発赤・かゆみ・腫れなどのかぶれ)を起こすことがあります。
予防としては湿布を貼った場所に日の光を当てないことが大切です。
晴れた日だけではなく曇りの日でも濃い色の服(長袖やスラックス)やサポーターなどで貼った場所を日光から遮ることで防ぐことができます。
患者様とお話をしていると「晩に貼って、朝はがすから大丈夫」というお話をよく聞きますが、はがした後も4週間は紫外線を避けなければならないので注意が必要です
また、日焼け止めを使用する際はオキシベンゾンやオクトクレリンという添加物を含むものは過敏症状を増強する可能性があるため使用を避けてください!
たかが湿布と思われるかもしれませんが、これだけ使用する際に注意しなければならないことがあります。
上記のような説明がしっかり伝わらない可能性があるので、自分に処方された湿布を他の人に渡したり他の人の湿布を安易に使用しないようにしてください!
薬を正しく使用して、夏を乗り切りましょう