「ヒートショック」という言葉をご存じでしょうか?
冷え込んだ夜の脱衣所や浴室で裸になることで体温が急降下し、血圧が急上昇して心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす症状です。場合によっては死に至ることもあり、近年日本でもこの事例が増えているようです。
日本では特に高齢者の被害が多く、死亡例や重篤な症例も報告されています。
ヒートショックを招かないためには、血圧の急上昇、急下降を起こさないことが一番の予防になるのでその対策を紹介します。
①脱衣所や浴室を温める
入浴前に脱衣所と浴室を温めて室温との温暖差がない様にしましょう。
②湯温を41度以下にする
熱いお湯につかると血圧の急下降で失神してしまう可能性が高まり、浴槽で溺れる事故につながります。湯船の温度は熱すぎない41度にしましょう。
③湯船に入る前にかけ湯を
いかがでしたか?
高齢者に多いヒートショックですが誰にでもあり得る症状でもあります。ぜひ、家族に声をかけたりして実践してみてくださいね