こんにちは、優桜薬品です
今回はこむら返りについてご紹介します。
足がつる、いわゆる“こむら返り”は誰もが経験していることだと思います
こむらがえりは、主にふくらはぎの筋肉が異常に収縮して、けいれんを起こすことで起こります。「こむら」はふくらはぎのことを指しますが、足の裏や指、太もも、首などの筋肉にも起こります。
運動中や就寝中に発症することが多く、妊娠中や加齢によっても起きやすくなります。こむらがえりを起こすと、強い痛みを伴いますが、ほとんどの場合は数分間でおさまります。
原因はまだよくわかっていません。筋肉の収縮のバランスが何らかの原因で崩れて、筋肉が収縮したままになることが原因となると考えられています。
⇒筋肉疲労、水分不足、ミネラル不足、足の末梢の血流障害、神経障害など
こむら返りが起きた場合は、応急処置として患部を伸ばしますただし、無理やり一気に伸ばすと筋肉が損傷し、肉離れを起こすことがあります。慎重に、ゆっくり伸ばしてください。
痛みがひどいときには、筋弛緩薬、抗不安薬、漢方薬などが用いられます。
水分・ミネラルの補給
運動時や就寝時は、水分不足でこむらがえりが起きやすくなります。運動中は、スポーツドリンクなどで水分とミネラルをこまめに補給しましょう。就寝前にコップ1杯の水を飲むことも有効です。
身体を冷やさない
湯船に浸かる、就寝時に足が冷える人は長ズボンを着用し湯たんぽを使用する等して身体を冷やさないようにしましょう。
ストレッチやマッサージを行う
ストレッチやマッサージをして筋肉を和らげるなどしておくと、こむら返り防止に役立ちます。
こむらがえりは死に至る病気ではなく、大半が一過性で予後は良好です。ただ、こむらがえりと似た症状で、背景には重篤な病気が潜んでいる場合があります。痛みがおさまらない場合は、早めに受診しましょう