こんにちは、優桜薬品です。
本日、9月1日は防災の日です。
食料・飲料・生活必需品などの準備はしている方もいらっしゃると思いますが、あわせて準備して頂きたいのが「お薬手帳」です!
災害時には行きつけの病院や薬局が被災して閉まっていて、普段行かない医療機関を受診することもあると思います。
そうなると、データが無いのでスムーズに薬をもらえない場合があります。
ですが、お薬手帳があるとお薬をスムーズに受け取ることができます。
私は熊本地震の時に熊本の薬局に勤めていました。
かかりつけの病院が被災してお薬がもらえないと相談を受けましたが、お薬手帳があったのでスムーズにお薬をお渡しすることができました
在庫の状況やお薬の供給の関係で全く同じお薬をお渡しできない場合もありましたが、薬局にある分のお薬で代用することができたのでお薬手帳がとても役に立ちました!
中には「血圧1種類だけだからお薬手帳は要らない」等と持つのを断る方もいらっしゃいます。
お薬の名前を覚えていたらいいのですが、覚えていないと血圧のお薬もいろいろな効き方をするお薬があるのですぐにお薬をお渡しするのが難しくなってしまいます
お薬手帳を持ち歩くのも…と抵抗のある方は、電子お薬手帳もありますので興味のある方はご相談を。
普段、何気なく使っているお薬手帳ですが災害時こそ重要な役割を果たします。
「普段から携帯する」・「すぐに持ち出せるようにする」・「避難用持ち出し袋に入れておく」など、災害時の備えを再確認しましょう